十勝管内3つの一部事務組合の2022年度予算が出そろった。とかち広域消防事務組合は、一般会計に前年度当初比7.8%増の70億3359万4000円を計上。十勝圏複合事務組合は1.1%増の37億5677万5000円、十勝中部広域水道企業団の水道用水供給事業会計支出は1.9%減の23億670万円となった。
旭川市の2022年度当初予算案に占める工事請負費等は、前年度当初比23.3%増の185億4751万7000円となっている。継続の総合庁舎改築に千代田小の増改築が重なったことで、一般会計は40億円増。花咲スポーツ公園の陸上トラック改修など公園整備で土木費も増額となっている。特別会計は旭山動物園えぞひぐま館の完了で7億円減少した。企業会計は水道事業の増加で2億円の増額となる。
深川市の2022年度予算案に占める工事請負費の総額は、前年度当初比2倍の41億8678万9000円となった。昨年着工した新庁舎建設が主な増加の要因。一般会計も2・1倍の40億1718万3000円となった。
旭川市教育委員会は、2022年度予算案に占める小中学校整備事業費をまとめた。前年度当初比57・9%増の8億7291万7000円、補正予算の繰り越しを含む実執行額は81・1%増の39億2533万円に上る。豊岡小の校舎改築、東栄小グラウンド造成に着工するほか、神居東小は23年度のプール現地建て替えに向け現施設を解体する。