苫小牧市は、地域公共交通計画の方針と取り組み案をまとめた。計画ではバス路線の効率化を最重要課題に取り組むほか、都市計画マスタープランなどとも連動し、生活拠点における乗り継ぎ拠点整備を進める。沼ノ端駅周辺に加え、明徳町、日新町、三光町が検討対象となっている。
札幌市は20日、2020年度の地下鉄乗車料収入について、新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、現在の状況が続けば前年度比で100億円超の減収になるとの見通しを示した。交通局は感染症対策などを最優先に、事業の先送りや規模などの検証によって事業費の圧縮に努める考え。全体事業費が大きい駅のリフレッシュ事業は計画をいったん凍結する。
JR留萌本線(深川―留萌間50・1㌔)の沿線4市町長による留萌本線沿線自治体会議が1日、沼田町で開かれた。JR北海道を交えた議論の中で、深川―沼田間の部分存続については、各自治体が持ち帰り調査・研究するとし、具体的な結論には至らなかった。沼田―留萌間の廃線を容認している中西俊司留萌市長は、部分存続と廃止路線を分離して協議することに「次の会合で出てくると思う」との見解を示した。