2020年10月08日 10時00分
障害者ももっと活躍できる場を―。板金業の屋根のナミキ(本社・岩見沢)は障害者の就職支援を積極的に展開している。社内に特定相談事業所を開設し、障害者の就労をサポート。自社での正社員としての雇用や就業研修も実施している。川原悟社長は「雇用側も障害者も互いが笑顔の関係になれたら」と話している。
2020年10月05日 15時00分
空知建設業協会(砂子邦弘会長)は、空知管内の高校・短大の計19校を訪ねて、建設業をPRするとともに、管内建設業への就職志望状況などを確認した。会員のうち約50社が約120人の新規採用を希望しているものの、就職志望は7―8人と大きく低迷。これらの状況を踏まえ、同建協では今後若年層の入職促進に向けた取り組みをさらに強化。インターンシップの受け入れ、学習や体験、若手技術職員との意見交換を通じて建設業の魅力を発信する「学校キャラバン」の実施などを積極的に展開する考えだ。
2020年10月03日 10時00分
型枠工事を手掛ける城成建設(本社・釧路町)が受け入れている外国人技能実習生のうち2人が、2級型枠施工で技能検定合格を果たした。道内の実習生としては初の快挙。2人は期間満了でことし11月にも帰国する予定だが、「もし日本に戻れるなら、またこの会社で頑張りたい」と意気込んでいる。
2020年09月23日 10時00分
野球を美唄のまちの起爆剤に―。道内初の野球独立リーグ「北海道ベースボールリーグ」(HBL)に加盟する美唄ブラックダイヤモンズは、今春から市民球団として一歩を踏み出した。過疎化が進む旧産炭地で、選手は地域に密着し野球と就労に取り組む。美唄建設業協会会長で球団副代表を務める谷村工業(本社・美唄)の谷村明紀社長も選手を雇用の面から支える一人だ。目指すは美唄からのプロ野球選手輩出。人手不足の一助となり、地元企業から支援の輪も広がる。「野球のまち美唄へ」と着実に歩みを進めている。
2020年09月14日 15時00分
浦河町の家は自分たちが守る―。町内の建設関連業に従事する有志が集まり、「URAKAWAyamori」として活動している。地元での確かな経験と実績を持つ建設業者を一覧にまとめた冊子を作成したり、工作のワークショップを開催するなど、町民と業界の距離を縮める取り組みを展開。その先に見据えるのは、将来のなり手確保だ。