2019年06月30日 12時00分
若い人が入ってきて社内に活気が出てきた―。堀口組(本社・留萌)は、人手不足を補うとともに国際貢献の一環としてベトナム人実習生8人を採用している。8人は留萌開建発注の「233号留萌市留萌道路維持除雪ほか」の現場で活躍中。道路やガードケーブル補修などを手掛け、最前線で汗を流している。
2019年06月27日 15時00分
公共、民間の大型建築や注文住宅を専門とする須藤建設(本社・伊達)。1日付で、子会社の有限会社スドウホームを吸収合併した。札幌と千葉、海外資本の投資が盛んなニセコにも支店を構え、業容を拡大する同社。合併により、待遇改善や就職活動中の学生に対するアピール度を高め、人材確保につなげる。その狙いや将来展望を須藤正之社長に聞いた。
2019年06月21日 12時00分
4月の入管法改正を契機に、道内企業で外国人労働者の活用に関心が高まっている。採用を検討し始める中小企業の動きも活発で、北海道中小企業家同友会札幌支部の国際ビジネス研究会はこのほど、「外国人材受け入れ手続きと実態」をテーマとして行政書士らを講師に招き、受け入れ関連の制度や手続きに関して知識を深めた。報告やパネル討論の概要を、2回に分けて紹介する。
2019年06月15日 12時00分
電気工事業の若手が取り組む高校生向けの親子説明会が好評だ。5日に札幌電気工事業協同組合青年部と札幌工高が開いた業界説明会は、参加希望者が定員の3倍となり、選抜が必要になったほど。メーカーや大手指向といわれている進路だが、関係者は地場企業が選択肢として定着したことを喜び、生徒が地域で活躍することを期待している。
2019年06月04日 12時00分
建設業従事者の高齢化を受け、健康や省力化に配慮した製品が数々出ている。日本ペイントは高齢の職人が楽に作業できるよう、ローラーやはけの運びのよい塗料のパーフェクトシリーズを用意。プレスボード(本社・石狩)は現場省力化の一助として、工場生産の外張り断熱用複合パネル「アイプラスウォール」を提案している。スーパーゼネコン各社は人材確保の最終手段として、ロボット施工の開発を加速。VRを使った技能伝承の方法を模索している。高齢化対策を技術面から見てみる。