北海道建設業協会は、建設業を紹介するPR動画「建設業のすべて~地域・人とつながり、人々の暮らしを支える」を制作した。土木や建築での施工体系や工種、職種などを紹介。道内の工業・農業高校や関係機関などに配布した。
北海道開発局などは、本道のインフラを支える技術者育成を目的に「北海道技術者育成プラットフォーム」を立ち上げた。20日にTKPガーデンシティ札幌駅前で開かれた設立総会では、若手技術者への技術やノウハウ伝承が急務であり、産学官連携の必要性を確認。25日をめどに公開するホームページで情報共有を図るほか、研修や学習教材提供を行う。プラットフォームが実施する講座受講者への認定制度も検討していく考えだ。
札幌市北区屯田に本社を構える土木工事会社の北創。2006年の合併を境に一時は厳しい経営を強いられたが、現在は頭角を現した若手社員とベテラン社員が融合し、昨年、7年ぶりに札幌市下水道河川局の工事安全管理優秀業者に選ばれた。その原動力の一つが「100回帳」と呼ぶスタンプカード。日常の業務姿勢や社員間の思いやりを促す仕掛けとなっている。全員がベクトルを一つに合わせることで、前進し続ける。