北海道建設業信用保証(本社・札幌、吉田義一社長)は、本年度が最終年度となっている「道内建設業若年者育成助成事業」に関するアンケート結果をまとめた。事業への評価では「入職促進、人材育成の両事業とも高評価を得ており、今後の存続への期待も高い」とし、同社は「来年度以降の助成事業の実施について、前向きに検討する必要がある」と結論付けた。山中憲治常務は「この結果を見ると、今の事業規模は最低限維持しなくてはならないだろう」との見通しを示した。同社では、早急に事業規模や期間、対象事業の検討を進め、11月27日に開く取締役会に諮る考え。
2019年4月に工学部を理工学部に移行する室蘭工大。新たな教育課程をスタートさせ、地域の産業発展に貢献する科学技術者の育成を目指す。企業や自治体との連携を深め、〝地域のために働く〟大学としての位置付けを強化。研究・連携担当の理事を務める船水尚行副学長に、室蘭工大が目指している姿を聞いた。
北見市は、道立北見高等技術専門学院の入校者を対象とした訓練経費の助成制度を検討している。助成対象となる費用は、教科書や私物工具、実習服などの個別経費とする見通しで、助成額や助成対象者の範囲などについては検討中。2019年4月からの助成を目指しており、地元からは助成制度を期待する声が上がっている。ものづくりの人材を養成する高等技専の存続も後押しする格好だ。