建設業の経営破綻が増えてきた。帝国データバンク札幌支店によると2023年3月の道内建設業の倒産は10件で、13年4月以来ほぼ10年ぶりに2桁に乗った。前月から8件増え、前年同月と比べても7件多い。コロナ禍対策の緊急融資が終わったところに資材の値上がり、住宅着工の減少などが重なって、建築主体の企業を中心に経営が急激に厳しくなっている。
世界的な半導体製造大手、TSMC(本社・台湾)の子会社JASMの工場建設が進む熊本県。Rapidus(ラピダス、同・東京)が北海道での半導体工場開設構想を表明したことで、先行地域として本道経済界から注目されている。Uターン・Iターン人材紹介サービス「リージョナルキャリア熊本」を通じてJASMの採用にも関わるパーソナル・マネジメント(同・熊本)の桝永健夫社長に、地域の変化を聞いた。
若手後継者「アトツギ」の新たな挑戦を促進―。北海道経済産業局は7日、北見市内のKITAMI BASEで「アトツギ交流会in北見」を開催した。オホーツク管内企業の経営者や後継者らオンラインを含め約90人が参加。事業承継した先輩経営者の苦労話や新たな挑戦例の紹介、参加者同士によるワークショップなどを通じて事業承継の在り方を考えた。