2020年08月22日 10時00分
幌村建設(本社・新ひだか)の関連会社、ファームホロ(同)が作るアスパラガスが注目されている。スーパーなどに並ぶものに比べ、際立って太いのが特徴だ。現在はビニールハウス58棟で栽培しており、幌村司社長は「アスパラのハウス栽培としては道内最大級では」と誇る。順調な事業成長の裏には、ほ場整備の経験など建設業で培ったノウハウの活用があった。
2020年08月18日 15時00分
建設業の働き手不足に終わりが見えない。新型コロナウイルスによる不況で事業の縮小や人員削減を余儀なくされる企業が増え、失業率も上がってきたが、6月の建設業の有効求人倍率は上昇。むしろ採用難が簡単に変わらないことを印象付けた。ここ10年前後の雇用情勢データを分析すると、建設業が人材市場でじわじわと求心力を失ってきたことが読み取れる。危機の今こそ、地域の基幹産業としての存在感を取り戻せるか。
2020年08月18日 12時00分
EZOTEC(本社・札幌)は3Kや人手不足といった廃棄物処理業界の課題を、人工知能(AI)やIoTなどの技術で解決しようと考えるシステム開発会社だ。資源リサイクル業の鈴木商会(同)100%子会社で、2020年1月に設立した。〝タイム is 資源〟をキャッチフレーズに、業務の自動・無人化によって効率化を図ろうと提案している。
2020年08月18日 10時00分
北海道建設新聞社は、2020年度第1四半期(4―6月)のゼネコン道内受注高ランキングをまとめた。首位は物流施設「DPL札幌レールゲート」を受注した戸田建設で148億円に上った。上位50社の受注総額は2433億1439万円。第1四半期としては、調査の集計方法を暦年から年度に変更した07年度以降で最高額となった。内訳を見ても、官庁土木、官庁建築は過去最高を記録し、民間建築も最高額だった18年度に次ぐ金額。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う景気悪化の影響は特にみられない形となったが、各社からは民間建築を中心に「下半期については先行きが見えない」との声が聞こえる。
2020年08月12日 15時00分
竹中工務店は、9月15日―10月25日に札幌市内のJRタワープラニスホール(エスタ11階)で竹中大工道具館の開館35周年記念巡回展「木組 分解してみました」を開く。時間は午前11時から午後7時まで。組子細工や金輪継ぎ、フランス式架台といった作品展示や講演会を通じ、木組の技術と魅力を紹介する。