王子製紙(東京都中央区銀座4丁目7の5、青山秀彦社長)は、2018年4月にも苫小牧港西港区真古舞地区の王子製紙晴海ふ頭岸壁延伸と泊地の拡張に着工する。19年6月に導入する新造RORO船に対応し、現行の岸壁を80m延伸する。
岩崎(本社・札幌)は、3年後の2020年3月期をめどに株式上場を目指す。建設業界のICT施工や3次元CADを支援するパイオニア企業として一層の付加価値を高めながら、道内での市場占有率向上や首都圏での市場拡大を図るのが狙い。新規上場(IPO)によって優秀な人材を確保したり、岩崎ブランドの知名度を高める目的もある。
協業組合公清企業(札幌市中央区北1条東15丁目140、原田利明理事長)は、ことしから2年がかりで札幌市東区のリサイクル団地内に廃石こうボードリサイクル施設と資源リサイクル施設を新設する。石こうボードのリサイクル率で9割以上を目指す施設。施工は主体、設備一括して萩原建設工業に依頼し、先行する廃石こうボードリサイクル施設は近く着工、資源リサイクル施設は2018年春の着工を予定する。
北海道ガスは27日、2018年3月期中間決算を発表した。家庭用ガス販売量の増加や電力事業の伸びを要因に3期ぶりの増収、5期ぶりの増益となった。電力も上期(4―9月)で前期の年間販売量にほぼ並ぶなど着実に契約を伸ばしている。大槻博社長は「今後、新電力参入企業のオペレーション業務を受注していきたい」と話し、ガス販売で培ったノウハウを生かした多角的な展開に意欲を示した。