この記事は北海道建設新聞2021年8月26日付13面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。
この記事は北海道建設新聞2021年8月25日付4面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。
当別町の町有分譲宅地「ゆとりっち稲穂」が完売間近だ。58区画のうち、19日時点で残り4区画。3区画が契約済みで、1区画も近く契約する見通しとなっている。一体型義務教育学校町立とうべつ学園開校やJR札沼線ロイズタウン駅開業などの決定が影響し、2020年度の販売件数は前年度比4倍の8件。まちづくりが実を結び、住宅需要につながっていることがうかがえる。
道内35市の2021年6月新設住宅着工戸数は2819戸で、前年同月を5.9%上回った。4カ月連続の増加で、分譲住宅が2月以来の減少になったものの、引き続き好調な持ち家に支えられた。1月からの累計は1万3717戸で、前年同期より12.6%伸びている。
1月に発足したロゴスホールディングス(本社・札幌)は、帯広を本拠とするロゴスホーム、札幌が地盤の豊栄建設という2つの道内住宅メーカーを傘下に置く持ち株会社だ。ロゴスホーム創業者の池田雄一氏(53)が、約3年前から東京の投資ファンドと共同で体制をつくってきた。目指すのは新規株式公開(IPO)と全国展開。3社の社長を兼ねる池田氏は、道内市場にこだわっていては成長できないと明言する。