釧路市は、集約化を進める阿寒湖温泉地区の公住まりも団地建て替えの初弾となるA棟新築を主体、電気、管の3分割で5月初旬に一般競争公告する。7月に着工し、単年度で整備する。工事費は2億4000万円を見込んでいる。
室蘭市は17日、2022年度予算案を発表した。総額は836億6400万円で前年度当初を2.4%下回った。一般会計は422億3500万円で4.6%減。市住白鳥台L団地個別改善の2棟目に着工し、入江運動公園テニスコート整備の実施設計に入る。公設地方卸売市場は東町3丁目の新施設が供用するため、青果棟・水産棟など現施設の解体を発注する。
根室市は次期公営住宅等長寿命化計画(2022―31年)の素案をまとめた。将来必要戸数を859戸程度と想定。光洋団地の建て替えや宝林団地の長寿命化改善を継続しつつ、全体で236戸を用途廃止する。歯舞、花咲港、厚床団地は維持管理し、居住ニーズを踏まえた活用方針を検討する。
美幌町は2022―36年度を対象とする公営住宅等長寿命化計画案をまとめた。建て替え4団地、個別改善2団地、用途廃止11団地とし、管理戸数795戸を476戸に減らす考え。これらの事業費に44億9800万円を試算する。仲町と三橋南の両団地でそれぞれ2棟を現地改築する方針で、移転先確保のため旭団地の1棟を移転改築する。美園団地は140戸を40戸に集約する考えだ。