2020年12月24日 10時00分
北海道建設業協会は、道内建設業の労働環境に関するアンケートをまとめた。月当たりの平均残業時間は、事務所では15時間未満が77.2%なのに対し、現場は15時間以上で85.2%を占める。このうち2024年度から適用される時間外労働の上限規制に抵触する45時間以上は16.6%。各社は定時退社の呼び掛けなどに積極的に取り組んでいるが、依然として長時間労働の抑制が課題だ。
2020年12月04日 10時00分
北海道開発局は、職員が望むワークライフバランスの実現を目指し、組織内のポータルサイトでさまざまな働き方を情報共有している。男女ともに育児休業を積極的に取得し、男性職員は11月末現在で11人の体験談を掲載。実体験情報を蓄積し、キャリア形成や育休取得の不安払拭(ふっしょく)に役立てている。(帯広支社・阿部 みほ記者)
2020年11月13日 15時00分
帯広開建で、課長を務める男性職員が育児休暇を取った。各地へ転勤する仕事柄、土地勘のない地域での出産が不安だった妻を思って取得を決めた。新型コロナウイルス対策のテレワークも生かし、妻と二人三脚で育児に奮闘している。
2020年11月08日 10時00分
道内のサテライトオフィス誘致が好調だ。2019年度末までに道内74カ所で開設。都道府県別では前年度末まで同数だった徳島県を引き離して単独トップとなった。IT関連の人材確保のしやすさや冷涼な気候、オフィス賃料の低さが要因とみられる。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにより注目が高まっていることを踏まえ、道はサテライトオフィス開設を地域の雇用創出や活性化につなげるため、さらなる誘致を進める考えだ。
2020年10月29日 10時00分
京王プレリアホテル札幌は28日、客室を活用したレンタルオフィス事業を始める。一部の客室からベッドやソファを撤去し、事務用テーブルなどのオフィス家具を設置。コロナ禍で訪日外国人客の需要がなくなった中、JR札幌駅北口から徒歩3分の立地を生かし、リモートワークなど新たなビジネス需要を取り込む。オフィス仕様の客室販売は京王グループとしては全国初。