帯広開建の2017年度上半期(4―9月)の業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。98社が177件、249億3654万円を受注。金額は前年度同期より65.3%増加した。第1四半期(4―6月)に引き続き、宮坂建設工業が15件、46億2209万円を請け負い首位を獲得した。
道内土木3官庁(開建、建管、振興局農業)の2017年度上半期(4―9月)工事発注額は2.9%増の約2385億円に上った。開建と振興局農業は落ち込んだが、建管が昨年の台風被害による災害復旧関連工事で4割近い増加となった。
北海道開発局は2日付で、2017年度第3四半期以降(10月―18年3月)の発注見通しを公表した。工事は268件で、部局別では札幌が50件、釧路が34件、函館、旭川、帯広が各31件など。このうち今回初めて措置された当初予算ゼロ国債は道路143件と河川34件の合わせて177件に上る。業務は194件となっている。