2023年01月29日 08時00分
東川町と美瑛町にまたがる天人峡温泉地区の再生が2023年度から始まる。最短2カ年で、景観を損ねている廃ホテル2施設を東川町が解体し、跡地に露天風呂か足湯を設置する構想。解体は早ければ6、7月に始める。廃虚のイメージを払拭(ふっしょく)し、風致探勝林の自然美をより際立たせた観光名所によみがえらせる。
2023年01月27日 08時00分
地元工務店発、日本最大級のサウナで地元に元気を―。住計画FURUTA(本社・帯広)は新事業の「5737コンナサウナ」を4月にオープンする。JR帯広駅から車で10分の敷地4379m²に約2坪の木造コンテナ型サウナ12棟を同社の設計施工で建てる。国内では珍しい薪(まき)サウナで、熱源は同社工場で出る端材を使用。十勝の新たな文化として根付かせ、移住者の確保と地域活性化を目指す。
2023年01月10日 17時22分
神恵内村は、神恵内漁港付近で温泉施設新築を計画している。村民の要望が多いことや観光誘客につなげるのが狙い。2024年度の施工を見込み、23年度は設計に着手する考えだ。
2022年12月06日 08時00分
沼田町は、老朽化が進む温泉宿泊施設ほろしん温泉ほたる館の大規模改修を検討する予定だ。2023年度から、定山渓温泉などでホテル事業を展開する第一寶亭留(本社・札幌)が指定管理者として運営を担当。今後、宿泊施設のリニューアルなどについて一緒に協議する考え。具体的な方向性がまとまり次第、改修に着手する見通し。
2022年11月14日 16時30分
温泉掘削の規制開始から1年がたった倶知安町ひらふ地域で、温泉資源の枯渇化が進む可能性が高まっている。今冬の宿泊予約が好調で施設稼働率の上昇が予想されるほか、動力装置の導入が想定される箇所が20件以上あり、今後の揚水量増加が見込まれるためだ。専門家は、水位低下を巡る係争事案の発生や国際観光地としてのイメージダウンを危惧。地域で情報交換できる協議会の設置などを提言する。