エムシーワールド(本社・恵庭)は、温泉や宿泊施設で使われるひのき風呂など木製の浴槽や建具に、エアー鉋(かんな)と液体ガラスを使った再生工法を提案する。エアー鉋はグラインダーなどを使った下地処理よりも作業が早く、液体ガラスは塗ることで強度アップや変色防止といった効果が期待できる。高付加価値化を目指す宿泊施設のリニューアル工事などに使ってもらいたい考えだ。
足寄町は2022年度、里見が丘公園に隣接した温泉温浴施設を新築する。総事業費は2億8000万円と試算し、21年度は設計と用地取得を進める。7日開会の定例議会で、基本設計費を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出した。
新得町は、JR新得駅前[MAP↗]再整備として2023年度に新築する複合商業施設の外観や内装に直交集成材(CLT)の活用を検討している。地元産業の林業と鉄道を象徴したデザインとし、ビジネス客や観光客に町の魅力をアピールする。木材は町内で調達する考え。総事業費は8億2800万円を試算している。