北海道電力は19日、商業施設ススキノラフィラ跡地で建設中の大型複合施設が「ZEB Ready」を達成したと発表した。ZEBプランナーの同社と竹中工務店が協働で取り組み、3月に認証を取得した。道内最大のZEB化事例となる。商業やホテルの入る複合施設としては全国でも最大規模だという。
東急不動産などが計画する、札幌市内の商業施設「ススキノラフィラ」跡地の新施設概要が分かった。物販店舗、シネマコンプレックス、ホテルなどが入居する地下2地上18階建て、延べ5万3498m²の複合施設で、2021年6月下旬の着工と23年冬のオープンを目指している。
札幌市内の商業施設「ススキノラフィラ」が、2020年5月に閉店する。竹中工務店やイトーヨーカ堂など地権者6者は、既存施設を解体して、ホテルや商業などが入る新ビルに建て替える計画。早ければ2023年の開業を目指している。
札幌市中央区にある商業施設「ススキノラフィラ」の地権者である、ススキノ十字街ビルや竹中工務店など6者は、同ビルの建て替えを検討している。2019年に施設概要を含めた再開発計画の方向性を固める意向。建て替えが決まれば、テナントの賃貸契約が満了する20年5月末以降に着工となる見込みだ。