札幌市は、大型再開発の動きが活発化するJR札幌駅周辺エリア再整備の基本的な考え方をまとめた。北5西1・西2地区などの各街区で、具体的な計画検討が進むことから策定。駅、駅前広場、周辺市街地を「駅まち空間」として一体的に捉え、街区間連携を含めエリア全体で整合の取れた空間形成を目指すための共通目標としている。
北海道建設新聞2021年07月01日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。
札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合(札幌市中央区北6条西5丁目1の22、理事長・藤沢昭和ヨドバシホールディングス社長)は、JR札幌駅前で計画する北4西3街区の再開発ビルに関し、延べ約23万m²の規模で計画している。新ビルは高さ約240mとするA案と、2棟構成で最高高さ約190mのB案のどちらかで検討。2案とも商業やオフィス、ホテル、駐車場の機能を持たせる。