札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合は、JR札幌駅前の中央区にある北4西3街区一帯の再開発計画について、商業施設や高級ホテルなどが入る地上200m超えの複合ビルを構想していることが25日、分かった。総事業費には1000億円以上を見込んでいる。現在、同組合は2023年の開発着手を目指し、施設のデザインやビルのフロア割り当てなどを協議しているもよう。ことし春からは、事業化に向けて環境アセスメントを実施する予定だ。
札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合は、札幌市中央区にある北4西3街区の一帯で計画する再開発ビルの基本設計を日本設計に依頼する方針を決めた。来週にも契約を結ぶ見通し。ヨドバシカメラの店舗やホテル、オフィスなどが入る高層複合ビルをイメージしており、2021年度以降の事業化に向けて施設概要を固める。
札幌駅南口の大型再開発が動きだす。JR札幌駅南口の北4西3街区の地権者16者は23日、街区の一体開発を目的に、札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合を設立した。事業コンサルタントを選定した上で、開発計画づくりや施設設計に入り、2021年度に事業化の前提となる都市計画決定を目指す。具体化はこれからだが、約1haの街区全体を使い、道都のシンボルとしてふさわしい超高層複合ビルの開発をイメージする。
札幌駅南口北4西3地区の地権者は、23日午後2時から札幌グランドホテルで市街地再開発準備組合の設立総会を開く。構成員はヨドバシカメラ(本社・東京)など地区の全地権者16人。街区一体の再開発に向けた準備を進める。