札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合(理事長・吉岡亨札幌市副市長)は、JR札幌駅前で計画する北5西1・西2街区の再開発ビルについて、延べ約41万7000m²の規模で構想を進めている。最大高さ約255mのA案と、約200m、約150mの2棟構成となるB案のどちらかで検討。いずれも道内最大級を誇るビルとなり、札幌の玄関口にふさわしい新たなシンボル空間を創出する。
JR札幌駅前で再開発を計画する札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合は、現在策定を進めている基本計画を秋にもまとめる見通しだ。策定作業と並行して、夏ごろに環境影響評価手続きに入ることも検討する。このほか、オフィス床を中心としたビル全体の価値向上に向けた助言などを担う事業推進パートナーも公募型プロポーザルで募集しており、19日まで参加意向申し出書を受け付ける。
札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合は、再開発の事業スケジュールやコスト、品質管理などの発注者支援を担うコンストラクションマネジメント(CM)業務の委託者を日建設計コンストラクションマネジメントに決め、近く契約を結ぶ。資産評価業務は日本不動産研究所が指名競争で落札した。
札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合は、再開発の事業化に向けた実務を委託する事業コンサルタントに日本設計を選定した。新年から基本計画や環境影響評価の準備など事業化の実務に着手する。業務期間は2022年度の都市計画決定までを予定している。
JR札幌駅前で再開発を計画する札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合は20日、基本計画や基本設計など事業化に向けた実務を委託する事業コンサルタントの募集を始めた。参加意向の申し出は29日午後3時まで。業務期間は都市計画決定を見込む2022年度までを想定。開発ビルの工事、床取得の事業参画者は事業化に合わせ別に募る予定だ。