札幌市中央区大通西4丁目1にある道銀ビルディングと西側に隣接する新大通ビルディングの地権者5者が24日、両ビルの一体開発に向けて「大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合」を設立した。高級ホテルやオフィス、商業からなる複合施設を構想。2028年の供用開始を目指す。
札幌市中央区大通西4丁目1にある道銀ビルディングと隣接する新大通ビルディングの一体開発に向け、平和不動産(東京都中央区日本橋兜町1の10、土本清幸社長)などの地権者が24日にも再開発準備組合を設立する見込みだ。組合員には同社子会社のほか、札幌市や北洋銀行など計5者が入っている。
平和不動産(東京都中央区日本橋兜町1の10、土本清幸社長)が、札幌市中央区大通西4丁目1にある北海道銀行本店が入る道銀ビルディングと、西側に隣接する新大通ビルディングの一体的な再開発を検討していることが、分かった。2023年度までの事業化を目指している。既に、道銀とは本店機能の方向性などを協議しているほか、新大通ビルを共同保有する北洋銀行とも、持ち分の取得について交渉しているようだ。実現すれば札幌駅前通と大通の四隅に面する大規模ビルとしては、最後の再開発となる。