2022年06月24日 09時59分
データセンター(DC)の建設ラッシュが北海道に近づいている。本道は国が進めるDC地方分散先として名前が挙がり、夏にも大型計画が明るみに出る可能性がある。建設関連業種の受注増や自治体の税収増への期待にとどまらず、DC開発は再生可能エネルギーや地元IT産業の振興など、新時代に求められるまちづくりを加速させる側面がある。欧米とつながる海底ケーブルが誕生すれば、北海道が一大データセンター(DC)拠点となる未来も見えてくる。東大大学院の江崎浩教授は、地政学的な観点から日本と北海道の優位性を指摘する。