留萌建管は、公共事業評価専門委員会で事業の実施が妥当とされた、古丹別川上流工区の2019年度着工を計画している。面積15ha、最掘削深4mの第2遊水地の建設を先行して進める。遊水地2カ所と河道掘削などに総事業費35億円を試算。28年度の完成を目指している。
北海道命名150年を祝う記念式典が5日、札幌市内の道立総合体育センター「北海きたえーる」で開かれた。約2900人が参加。天皇、皇后両陛下も出席し、先人から受け継いできた歴史や文化、豊かな自然などの財産、多様な魅力をさらに次の世代へと継承していくことを誓った。
道建設部建築局は、再編整備を進めている札幌医科大施設のうち、教育研究施設Ⅱと大学管理棟改築の主体をそれぞれ2分割し、27日付の予定で公告する。いずれもWTO対象工事で、標準型総合評価を採用。8月下旬まで参加申請書を受け付け、10月9日に開札する予定で、12月下旬の着工、2021年3月の完成を見込んでいる。全工種を合わせた工事費は88億7000万円を試算する。
道は、前線に伴う2―5日の大雨の道内被害状況をまとめた。13日現在で判明している被害は、道と市町村分を合わせて580カ所で、107億5500万円に上っている。このうち、公共土木施設は370カ所で88億8400万円で、道管理分は7建管の262カ所において77億8100万円の被害が出ている。特に旭川建管の被害が大きく、道管理分被害額の6割以上を占める。