道は、学校や保育所、道有施設などで実施したブロック塀の点検結果を公表した。9935施設を対象に調査し、536カ所でブロック塀を確認。このうち半数近くの249カ所が建築基準法を満たしていないことが分かった。今回の調査で安全性に問題がなかったブロック塀についても施設管理者が鉄筋の配筋状況など詳細な点検を実施する予定だ。
道が取りまとめた2017年度の道内市町村別体験移住実績によると、釧路市が滞在者数、滞在日数とも2位以下に大きく差をつけ、7年連続で1位となった。
道建設部建築局は、赤れんが庁舎改修の発注について、設計施工一括(デザインビルド)方式の採用を検討している。採用されれば、2019年4月下旬にも高度技術提案型総合評価方式で公告する方針だ。WTO政府調達協定対象案件で、9月に入札し、11月下旬に開会予定の第4回定例道議会で承認を得て、本契約を結ぶ考え。
道は、2020年の開校を目指す仮称・道立林業大学校の講義拠点となる本校舎について、林産試験場がある旭川市内に置く方針を決めた。基礎実習拠点を上川、オホーツク、十勝地域に、実践実習拠点を道央、胆振・日高、道南、道北、オホーツク、十勝、根室・釧路の7カ所に設置する。施設整備の詳細などを盛り込んだ基本計画を年内に策定する。
道経済部は、2017年外国人技能実習生の道内受け入れ状況をまとめた。受け入れ総数は前年比22.9%増の8502人で調査開始の06年以降で過去最高となった。建設関連工事業は711人で前年から倍増した。今後の受け入れについて、9割が「拡大」「現状維持」と回答しており、今後も増加が見込まれる。