空知総合局産業振興部は、調査設計などを進めている水利施設中部東地区(沼田町)の2023年度以降残事業費に24億9300万円を見込む。残事業量は用水路1万4262m、排水路1908m、区画整理51.9haとなっている。
留萌振興局農村振興課は、中山間地域型大椴子川地区(小平町)の工事着手に向けて調査を進めている。ほ場の大区画化を主としていて、集約する農地の見直しなどをした結果、総事業費は3億5000万円増額し30億円となった。5月20日の道の公共事業評価専門委員会で継続妥当と判断された。2022年度は、21年度の調査を踏まえ経済効果の検証を進める。
十勝総合局産業振興部は、畑地帯担い手育成型美蔓高台地区の2023年度着工を計画している。総事業費は23億円を見込む。区画整理や排水路整備に取り組み、湿害や豪雨被害を防ぐ。22年度は調査設計を進め、23年度に区画整理から着工。30年度の事業完了を目指す。
空知総合局産業振興部が所管する道営農業農村整備事業の2023年度以降の残事業費は85地区で817億2519万7000円となっている。経営体育成型が63地区で578億8055万円を占めた。