2018年3月、道都・札幌の玄関口である札幌駅に将来の姿が示された。30年度末までに開業を目指す北海道新幹線の発着するホーム位置が、創成川をまたぐ、いわゆる大東案で決定した。15年にJR北海道が認可案である現駅併設案以外のホーム位置を検討の俎上(そじょう)に載せて以降、最良のホーム位置を巡る議論は2年半にも及び、国から示されたタイムリミットぎりぎりで決着に至った。