社会福祉法人や市町村などが道内で国や道の補助を活用し、2019年度に整備する社会福祉施設箇所が明らかになった。新規61カ所で、創設(新築)16カ所、改築8カ所、増改築6カ所、増築1カ所、大規模修繕9カ所、修繕21カ所の内訳。特別養護老人ホームで、幸清会の仮称・成香の杜の新築や天寿会の北海道リハビリテーションセンター特養部増改築などが盛り込まれている。
利尻富士町は、老朽化が進む特別養護老人ホーム秀峰園の現地改築を、主体、電気、機械の3分割で4月にも指名競争で入札する見通しだ。工事費には16億4000万円を試算。このうち、主体には11億1000万円、電気には2億2600万円、機械には3億400万円を見込んでいる。
一般社団法人北海道不動産(札幌市東区本町2条8丁目3の6、水森章雄代表理事)は、有料老人ホームの仮称サニーライフ苗穂新築を計画している。選定した施工業者と3月に契約し、4月10日ごろに着工する予定だ。
北広島市は2019年度、JR北広島駅西口の未利用市有地などを対象に、民間事業者から意見・提案を求めるサウンディング型市場調査を実施する。事業者の募集は春ごろを予定。活用方法として住宅や医療施設を想定している。ボールパーク(BP)建設決定を受け注目される中、市場価値の有無を把握し調査結果を基に活用方法や整備手法を固め、駅周辺のにぎわい創出、魅力形成につなげる方針だ。