上富良野町は、スプリンクラーが未設置の町立病院について、改築などに向けた検討に着手した。法律でスプリンクラーの設置期限が2025年6月30日と定められていることを踏まえたもので、20―21年度をめどに改築のほか大規模改修なども含めた整備手法を判断し、基本構想の策定を目指す。
札幌市保健福祉局は26日、認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)と、特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム)の2019年度整備予定事業者として、7事業者を決めたと発表した。内訳はグループホームが新設4事業者、増床2事業者で、老人ホームが新設1事業者となっている。
上士幌町は消防庁舎を移転改築する。耐震不足によるもので基本設計を年明け1月に指名型プロポーザル方式で発注する。3月に受託業者を決め、実施設計についても随意契約する。工事は2020年3月か4月に指名競争入札で発注する。21年4月の供用開始を目指す。総事業費は7億円を試算する。
美唄市は、事業費や施設規模に対して市民から懸念の声が挙がり、ことし3月から事業を一時中断していた市立美唄病院と保健福祉総合施設について、規模などを変更せず、これまでに進めてきた基本設計の内容をベースに事業を再開することを決めた。事業スケジュールは、当初計画より約1年ずれ込む見通しで、病院の実施設計は来年1月に指名競争で入札する予定だ。