札幌市保健福祉局は、2019年度整備分の認知症対応型共同生活介護(グループホーム)と、特定施設入居者生活介護の公募概要を発表した。定員はグループホームが80人程度、特定施設入居者生活介護が50人とし、募集地域は市内全区が対象。いずれも応募の前提として、7月2日にかでる2・7で開く説明会への原則参加を求めている。
釧路市がことし9月の着工を目指していた市立釧路総合病院の新棟建設スケジュールが、大幅に先送りされる見通しとなった。3月には完了するはずだった実施設計がいまだ納品されていないことに加え、事業費が基本設計段階で示されていた数字を大きく上回るとみられるためだ。市は基本設計から発注し直す可能性を含めて対応を検討中で、6月議会までには一定の方向性を示したいとしている。
JR北海道(本社・札幌)は、JR苗穂駅の移転改築に伴う駅北口開発を機に、分譲マンション事業へ参入する。駅北口開発で大京(本社・東京)と住友不動産(同)が計画しているタワーマンションの新設に共同事業体として加わり、企画や販売などのノウハウを習得。今後、札幌圏で保有する複数の社有地を利活用し、供給を進める考えだ。
士別市は、2019年5月の開業を予定する仮称・しべつ整形外科への開業医誘致条例助成金の交付を予定している。医師不足解消などを目的に開業に必要な土地取得費、建物取得費などを助成するもので、今回が3例目となる。医院の規模はW造、2階、延べ560m²程度を想定。建築工事などについては、しべつ整形外科が8月にも設計会社を通して市内業者へ指名通知し、9月に入札を執行、10月に着工する見通しだ。