蘭越町は、蘭越診療所と昆布診療所を統合し、新たな診療所を建設する方針だ。2018年度の基本設計・実施設計を経て、工事は19年度から2カ年で進める。21年4月の開業を目指す。
遠別町は、国保病院建て替えに向けた検討を2018年度から始める計画だ。現在の施設はRC造、2階、延べ2547m²で、1963年に建設した後、83年に増築している。ともに老朽化が進行していることから病院の在り方と合わせて19年度内に新施設の方向性を固める予定だ。
旭川医大は、動物実験棟増築を主体、電気、機械の3分割で早ければ今月25日の週に公告する。全て総合評価方式・実績評価型を採用し、地域要件は道内に本店、支店、営業所を置く企業とする考え。入札は2018年2月を予定しており、落札業者と契約を結び次第、すぐにでも着工する計画だ。
美唄市は、改築などを計画している市立美唄病院と保健福祉総合施設の基本設計概要書の素案をまとめた。規模は、新病院がRC造、3階、延べ約7200m²、保健福祉総合施設がRC造、平屋、延べ約1340m²を想定。新病院は災害時に医療の中心的拠点として機能できるよう耐震構造とする。来年1月末までに基本設計を完了させ、その後、実施設計に移行する。
釧路市は、計画中の市立釧路総合病院の新棟建設を2018年6月に入札する見通しだ。企業会計の病院事業会計のため、市議会の契約承認を得る必要がないことから、入札後すぐに着工する。入札方法については、地元対応なども考慮し協議を進めている。工事費に173億5900万円を見込み、工期は21年1月まで。同5月上旬ごろまでに引っ越し作業を完了させる意向だ。