帯広建管は2024年度、夕張新得線新ルート開設の事業着手を目指している。道東自動車道の仮称・新得スマートICと新得町市街地を結ぶ4540mの2車線道路とし、対面通行を可能にする。総事業費は20億8000万円で、うち工事費は18億8000万円を試算。スマートICと同じ29年度の供用開始を見込む。
帯広建管は2024年度、帯広市内の弥生通(道道幕別帯広芽室線)で無電柱化に着工する計画だ。区間は南町南7線から西5条南28丁目までの1.6kmの両側歩道。23年度は2500万円で詳細設計を進め、総事業費や施工スケジュールを固める。
芽室町は、芽室公園などの再整備を計画している。社会資本整備総合交付金を活用した2024年度公園整備の1次要望に、事業費ベースで2900万円を積み上げた。公園ストック再編計画の策定を予定。対象は約50ある町内全ての公園で、再整備や集約の方針をまとめる。発注方式は公募型プロポーザルや指名競争を含めて検討中。24年5月以降に入札し、町民とのワークショップやパブリックコメントを経て、年度末に策定する見通しだ。
十勝総合局産業振興部は、草地整備型公共牧場中札内地区の2024年度採択を目指している。家畜保護施設や草地整備改良などを計画。総事業費は28億円で、事業期間は30年度までを見込む。
藤丸百貨店の再建を担う新会社の藤丸(帯広市西2条南8丁目14の3、村松一樹社長)は、建て替え計画を見直し、耐震化と老朽設備の改修による店舗長寿命化を図る方針を固めた。早期再開を望む市民の声を受けての方針転換。事業費は30億円を試算する。営業再開は最速で2025年秋となる見通しだ。