2022年10月31日 08時00分
北王コンサルタント(本社・帯広)と北王農林(同・幕別)は、農業残さを使った循環型熱利用システムを構築した。小麦くずを専用機械で燃やし、熱風を厳冬期のホワイトアスパラ栽培に活用。灰は下水道由来肥料の脱臭剤や土壌改良剤として利用する。道の2022年度省エネルギー・新エネルギー促進大賞の新エネ部門で大賞に選ばれた。北王コンサルタントの石川健司社長は「サプライチェーンの構築が重要。実験にとどまらず、社会実装に意味がある」と話す。
2022年10月29日 09時00分
ドラゴンボールの世界観で職員の頑張りを数値化する―。十勝総合局東部耕地出張所は、職員の名札に「戦闘力」を記載する試みを9月からスタートした。職員14人のやる気を引き出すことが目的。これまでの経験や努力、スキル、業務改善の取り組みなどを独自の基準で数値化し、「戦闘力」と表現した。成長を実感できる仕組みをつくり、仕事に対する自信につなげるのが狙いだ。
2022年10月26日 17時01分
十勝総合局産業振興部は、畑地帯営農用水西足寄地区の2023年度以降残事業費に6億2500万円を見込んでいる。23年度は末広第2配水池の電気設備と営農用水の管路更新3㌔程度を要望。どちらも23年6月ごろ発注する考えだ。24年度の完了を目指す。
2022年10月20日 09時00分
中札内村のフェーリエンドルフ内にオープンした温泉施設「十勝エアポートスパ そら」が、7月の開業からわずか約1カ月で1万人を突破するなど好調だ。運営を担う地方創生ベンチャー・そら(本社・帯広)が、ふるさと納税型クラウドファンディングを活用し、とかち帯広空港に近い場所で新築。「さまざまな事業をつくれば、必要に応じた人材が十勝に集まる」と説く米田健史社長に十勝経済活性化に向けたヒントを聞いた。
2022年10月19日 17時07分
十勝管内土木3官庁(帯広開建、帯広建管、十勝総合局調整課)の2022年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。154者が432件、370億3165万円を受注。前年度同期と比べ30件、金額は9.9%減少となった。首位は宮坂建設工業で、4位までが前年度同期と同じ順位で推移している。