十勝総合局産業振興部は畑地帯総合整備中山間地域型美蔓高台地区の2024年度事業費に3億5000万円を要望する。区画整理を2工区に分け発注する計画。30年度の完了を目指す。
十勝管内19市町村の2023年度上半期(4―9月)新設住宅着工動向がまとまった。総着工数は935戸で、比較可能な19年度同期から331戸減少。延べ床面積は8万4156m²で27.8%下回った。帯広市など17市町村が減少したものの、住宅需要の高い音更、芽室両町は増加した。
帯広建管は、美生川砂防の2024年度着工を計画している。総事業費は約9億8000万円を試算。砂防堰堤の新設や流木捕捉工に取り組み、土砂災害から人家や公共施設を守る。24年度は美生川2号砂防堰堤の着工を想定。29年度の事業完了を目指す。
十勝管内19市町村の2023年度上半期(4―9月)建築物着工床面積がまとまった。全体で16万428m²となり、比較可能な2019年度同期から25.6%減少した。構造別ではW造が住宅着工数の低迷で37.1%減り、S造は倉庫などの着工が重なり25.5%上回った。