大樹町は、2024年度から始まる第6期総合計画の素案をまとめた。計画期間は33年度までの10年間。基本目標に、自然との共生や地域共創、デジタル化などを掲げた。避難施設の整備や道の駅の機能強化、グループホーム整備の検討などを盛り込んだ。24年3月末までの策定を目指す。
道東5市で電子入札導入に向けた動きが加速している。網走市が2025年度の運用開始に向けて準備を進めるほか、北見市や紋別市は電子入札システムの見積もりを取った。帯広市や釧路市も導入を前向きに検討。コロナ禍の経験や業務効率化を進めたい行政の思惑から、大きな転換期を迎えようとしている。ただ、導入に多額の費用を要することが課題だ。
十勝管内土木3官庁(帯広開建、帯広建管、十勝総合局調整課)の2023年度上半期(4―9月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。153者が348億8543万円を受注。前年度同期と業者数は変わらず、金額は5.8%減少した。首位の宮坂建設工業は13件、42億1867万円を獲得した。
幕別町は、幕別中を活用した義務教育学校設置方針案をまとめた。教室不足解消に向け増築・改修する計画で、2024年度に実施設計、25年度に施工する。増築棟は普通教室が入るA棟と特別教室が入るB棟の中間を想定する。26年4月の開校を目指す。
帯広建管は、2016年夏の台風災害を踏まえ、十勝川右岸圏域河川整備計画に幕別町内を流れる古舞川を優先整備河川に追加する。区間は道道更別幕別線の新途別橋から大山橋までの6.8kmで、河道掘削や護岸敷設により周辺農地の氾濫防止を図る。