2021年10月15日 05時00分
国土交通省は、道内市町村のダンピング対策の実施状況を、本道地図上に色分けして公表している。入札契約適正化法に基づいた調査結果(2020年10月1日時点)を〝見える化〟する取り組みで、視覚的に本道のダンピング対策の進捗を確認できる。反映した調査結果は、各市町村における最低制限価格、調査基準価格の各算定式の設定状況。17年4月、19年3月の各中央公契連モデル水準にあるかどうか、各制度自体を導入しているか―などが判別でき、周辺自治体の状況把握にも役立ちそうだ。
2021年09月13日 10時00分
国道229号乙部町館浦で6月6日に発生した岩盤崩壊を巡って、北海道開発局は本復旧の方法に現道を復元するルートと、山側または海側に別線ルートを整備する3つの方法で検討していることが分かった。併せて、被災地を避けて迂回路としての使用が長期化する町道、道道を8月20日付で国道229号に編入。函館開建が維持管理や除雪、安全対策を担う方針も示した。地域経済への悪影響をいかに抑えるかが注目される。
2021年08月25日 10時00分
室蘭開建は274号清瀬防災の2022年度着工を目指している。同年度から用地買収に入る見通しで、完了箇所から改良などの土工に取り掛かりたい意向だ。事業区間の大部分を占める仮称・清瀬トンネルは延長1957m、幅員9m、内空断面57m²で計画。トンネルの早期着工に向けても準備を進める。
2021年08月16日 15時00分
地域の暮らしを支える動脈へ―。釧路開建は2021年度、44号尾幌糸魚沢道路に着工する。初弾は道道厚岸標茶線をまたいで設置する仮称・厚岸IC付近の切り通しなどの改良工事で、31日に入札し、手続きが終わり次第着工する見通しだ。待ち望んだ事業の本格化に、厚岸町や周辺地域では早期開通への期待が高まっている。
2021年08月13日 09時00分
国土交通省は6日、道東自動車道トマムIC―十勝清水IC間に計画する仮称・新得スマートICの準備段階調査着手を発表した。事業化されると道内で4カ所目のスマートICとなる。新得町では設置場所に道の駅新設を計画し、にぎわい創出を図りたい考え。スマートIC事業の進捗に合わせて整備を進める方針だ。