2021年08月05日 10時00分
帯広開建は、浦幌町内の浦幌十勝川で十勝太水防拠点を新設する。面積は2万1000m²を予定し、浦幌川合流点の下流側左岸で堤防を拡幅。ヘリポートも設置する。盛り土の量は概算8万m³で、舗装や植生、照明などの整備も含めて工事費は2億5000万円を試算。2022年度以降に予算の状況に応じて着工し、複数年に分けて整備を進める。
2021年08月03日 10時00分
北海道開発局は7月30日、北海道横断自動車道足寄―陸別間の事業再開を公表した。同2日に開いた開発局事業審議委員会後、高速自動車国道法に基づく整備計画の変更手続きを終えての発表。今後、現地で測量や調査などの業務を発注するための準備を進める方針だ。長らく凍結していた足寄―陸別間の延長31㌔整備が再始動することで、災害時のリダンダンシー確保、物流の輸送効率化への期待が高まる。
2021年07月20日 10時00分
北海道開発局は16日、2021年度第2回事業審議委員会を開き、新桂沢ダムと三笠ぽんべつダムを建設する幾春別川総合開発事業の再評価をした。北海道胆振東部地震などに起因する自然現象や現場条件の変更、働き方改革に伴う増額が、2ダム合わせて約517億円に上ることなどを報告。委員らは事業費の減額、事業の透明性確保に尽力するよう求めつつ、事業継続は妥当と判断した。
2021年07月06日 10時00分
北海道開発局の橋本幸局長は2日、札幌第1合同庁舎で就任会見をした。本道の特長は「人口が少ない半面、大きな価値を生む地域」だと指摘し、道内の生産空間は唯一無二だと強調。社会資本整備を積極的に進めるため、公共事業への理解を求めていくと同時に「巨額が動くからこそ信頼される建設業、行政を目指したい」と語った。
2021年06月29日 10時00分
北海道開発局はことし7月で開局70周年を迎えることから、北海道開発のあゆみをたどる特設ホームページを同局ホームページ内に30日、開設する。これまで実施してきた施策、事業を紹介する「開発局70年史」、開拓時代を含めた本道の開発事業エピソードを取りまとめた「北海道開発のあゆみ」をメインコンテンツとする。また、北海道の魅力やインフラを紹介する動画コンテストの作品募集を7月1日から始める。