帯広開建が管轄している十勝港と大津漁港は、4月1日から釧路開建の管轄に変更される。今後、2港の事業は釧路開建が発注する予定。年度内公告として2018年度予算の工事や業務が3月末までに公告される場合も釧路開建から発注することになる。
北海道開発局は14日、大樹町内で行っている自動運転サービス実証実験で、運転手不在による自動走行を実施した。ドライバーが運転席にいない状態で加速や停止、ハンドルの操舵(そうだ)をするもので、完全運転自動化の一歩手前となるレベル4(高度運転自動化)に当たる。この日は町道大樹20号線500m区間を3回直進。このうち100m区間は自己位置の推定に使われる磁気マーカーを埋設しており、検知状況やGPSとの性能差を検証した。
食と観光を戦略的産業に位置付ける第8期北海道総合開発計画(2016―25年度)が2年目を迎え、日本全体の成長を支える「生産空間」の維持の具体的な展開が図られようとしている。生産空間維持のためには、鍵となる地域交通の自動運転化とこれに必須の高速ネットワーク網の構築や、災害に強い国土づくり、そしてそれを支える建設業の存在が欠かせない。7月に就任した和泉晶裕北海道開発局長にこれらの課題を聞いた。