旭川開建は、2023年度北海道開発予算概算要望で新規調査着手地区として国営かんがい排水美瑛川下流地区(旭川市)を要求した。施設の老朽化や営農形態の変化に伴う水需要の変化を見据え、効率的な用水計画や施設の更新を計画する。採択されれば23年度から調査を始め、詳細な整備方法などを立案する。
網走開建が所管する直轄農業農村整備の2023年度以降残事業費は406億3400万円となる見通しだ。22年度に八十士地区が完了すれば7地区となる。斜里飽寒別地区が最多の128億5000万円、北見二期地区が87億3300万円と続く。
帯広開建が進めている十勝川水系河川整備計画の2023年度以降残事業費は826億円となっている。河道掘削の延長は43.7kmを残し、暫定堤防の完成堤防化や急流河川の堤防保護対策を進める。
道東自動車道の仮称・新得スマートICが、早ければ今月下旬に新規事業化が決定する。中川郁子衆議院議員が明らかにした。今月上旬の地区協議会で実施計画書を策定し、国土交通省に提出して事業化許可を目指す。