北海道開発局は道路施設の長寿命化計画に基づき、2019―22年度の4カ年で、236号野塚トンネル(4232m)など120件のトンネル修繕に取り組む予定だ。シェッドやカルバートといった構造物でも231号床丹覆道1(900m)の補修などを計画している。
道内土木3官庁(開建、建管、総合局・振興局農業)の2018年度発注額が、本紙集計でまとまった。3官庁の発注額累計は前年度を2.4%下回る4040億9700万円。19年3月の3官庁発注額が前年同月比16.1%減の841億円とやや低調だったことが響いている。
道建設部が進めている3カ年緊急対策と中小河川緊急治水対策プロジェクトで、河川、砂防、地滑りの箇所別2019年度事業費が判明した。19年度当初予算分で、18年度補正予算は含まない。河川は79カ所で、札幌建管の望月寒川には12億600万円を配分。砂防はソフト事業を含む37カ所(件)で、函館建管が発注する駒ケ岳火山砂防の砂原町工区に4億6000万円が充てられる。