2021年07月23日 10時00分

稚内開建稚内港湾事務所が発注した稚内港末広埠頭岸壁改良が、全日本建設技術協会の2020年度全建賞(港湾部門)に選ばれた。既存施設を活用したドルフィン形式で改良し、工期を通常の半分以下に短縮した点などが評価された。
2021年05月01日 10時00分

高知県の建設関連団体などで構成する「廣井勇を顕彰する会」は、廣井博士の生誕地である高知県佐川町に銅像を建立した。17日には佐川町との共催で除幕式を開催。日本初のコンクリート製防波堤となった小樽港北防波堤を設計、東京帝国大学などの教授として優秀な土木技術者を数多く輩出し日本の近代化に貢献した功績と人となりを後世に伝える。
2021年04月29日 10時00分
土木学会北海道支部(島村昭志支部長)は16日、2020年度技術賞を発表した。受賞したのは「胆振東部地震により被災した札幌市清田区里塚地区における市街地復旧事業」「千歳川遊水地群」「羽幌港における離島フェリー動揺対策」の3件。5月14日午後3時から札幌ガーデンパレスで開く総会で表彰する予定だ。
2020年12月25日 15時00分

NPO法人旧狩勝線を楽しむ会副理事長の西村良雄さんが、旧狩勝線の鉄道遺構群の一つである土木施設「大カーブ」の断面図を手描きで作製した。推定盛り土量は68万m³で、10㌧ダンプトラックで運搬した場合は約11万台が必要と試算。断面図を手に「国内有数の土木工事だったと思われる」と話している。
2020年12月04日 16時00分

希望のトンネルが10年の歳月を経て貫通―。11月20日、音威子府村と中川町を結ぶ国道40号音威子府バイパスの中で最長の音中トンネルが、難工事を乗り越えた末に貫通した。2021年度以降はコンクリート覆工、舗装整備などを進め、安全で確実な交通体制確保に向け早期完成を目指す。