2021年12月24日 15時00分

土木と農業をつなげる産業間連携のビジネスモデルで全国大会出場へ―。学生たちがICTを活用したビジネスプランを競い合う「北海道起業家甲子園2021」(北海道総合通信局など主催)で、岩見沢農高のチームが最優秀賞に輝いた。土木工事で得た3次元測量データを農業に活用するアイデアで、空知建設業協会と連携するICT連携授業の研究を基に、ビジネスモデルを構築した。2022年3月8日に東京で開催される全国大会に出場する。
2021年10月18日 15時00分

本道観光業界で土木構造物を観光資源に活用するインフラツーリズムに注目が高まっている。北海道開発局が旅行会社と連携して実施する「公共施設見学ツアー」は、10月のみで32件を催す予定だ。緊急事態宣言が明けて観光需要が回復の兆しを見せる中、旅行各社はどのような工夫を凝らしているのか。「インフラわくわくツアー」を近く催行する2社を取材した。
2021年09月30日 15時00分

土木学会(谷口博昭会長)は28日、2021年度選奨土木遺産を発表した。全国の土木構造物25施設が選ばれ、道内からは上士幌町にある糠平ダムと札幌、北広島、恵庭、千歳を貫く弾丸道路(札幌・千歳間道路)が選定。道内での認定はこれで計48カ所となる。
2021年07月31日 10時00分

室蘭建管が発注した厚真富里地区災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業が全日本建設技術協会の2020年度全建賞を受賞した。7万7000m²の斜面対策や直下を通る道道上幌内早来停車場線の復旧とともに、宅地の堆積土除去などを一体的に進め、短期間で浄水場の給水を再開させ、地震災害復旧工事特例共同体を創設して迅速な復旧を実現したことが評価された。
2021年07月23日 10時00分

稚内開建稚内港湾事務所が発注した稚内港末広埠頭岸壁改良が、全日本建設技術協会の2020年度全建賞(港湾部門)に選ばれた。既存施設を活用したドルフィン形式で改良し、工期を通常の半分以下に短縮した点などが評価された。