2022年04月01日 16時25分
留萌開建は2022年度、小平町の国道232号小平防災に本格着工する。土砂災害を防ぐため路線をかさ上げする。起点の大椴側から法面掘削に入り、本年度は2万7460m³の土量を見込む。土捨場造成も並行して進める。工事は掘削と土捨場の2件で公告し、どちらも第2四半期(7―9月)に入札する予定だ。
2022年02月05日 10時00分
タブレット端末を手に真剣なまなざしでパワーショベルの掘削作業を見守る女性。一二三北路(本社・札幌市北区)で事務員を務める三浦亜美さん(24)だ。自身が手掛けた、3D設計データを活用したICT施工が市内で始まった。異業種から建設業に転職して間もない女性の活躍が現場を支えている。
2022年01月14日 16時30分
神東塗料(本社・兵庫県尼崎市)による水道用ダクタイル鋳鉄管の合成樹脂塗料試験データ改ざん問題は、十勝管内の工事にも影響を及ぼしている。帯広市の配水管布設のほか、国や道の農業用水路整備でダクタイル鋳鉄管を使う現場が一時中断を強いられた。施工業者は工期や人件費に対する不安を抱えている。
2021年12月28日 07時00分
激動の2021年が終わろうとしている。道内の話題を記事で振り返る。
全国各地で大規模な自然災害が頻発し防災対策の重要性が高まっている。北海道でもさまざまな取り組みが実施されているが、2021年は災害に関連する、いくつもの節目が重なる年となった。東日本大震災から10年、本道を4つの台風が連続して襲った16年の豪雨災害から5年、北海道胆振東部地震から3年、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策がスタート…。過去の教訓を生かしつつ先を見据えた次の一手を打つ。自然災害に対応するための施策がことしも着々と進められた。
2021年12月24日 15時00分
土木と農業をつなげる産業間連携のビジネスモデルで全国大会出場へ―。学生たちがICTを活用したビジネスプランを競い合う「北海道起業家甲子園2021」(北海道総合通信局など主催)で、岩見沢農高のチームが最優秀賞に輝いた。土木工事で得た3次元測量データを農業に活用するアイデアで、空知建設業協会と連携するICT連携授業の研究を基に、ビジネスモデルを構築した。2022年3月8日に東京で開催される全国大会に出場する。