2021年10月18日 15時00分
本道観光業界で土木構造物を観光資源に活用するインフラツーリズムに注目が高まっている。北海道開発局が旅行会社と連携して実施する「公共施設見学ツアー」は、10月のみで32件を催す予定だ。緊急事態宣言が明けて観光需要が回復の兆しを見せる中、旅行各社はどのような工夫を凝らしているのか。「インフラわくわくツアー」を近く催行する2社を取材した。
2021年09月30日 15時00分
土木学会(谷口博昭会長)は28日、2021年度選奨土木遺産を発表した。全国の土木構造物25施設が選ばれ、道内からは上士幌町にある糠平ダムと札幌、北広島、恵庭、千歳を貫く弾丸道路(札幌・千歳間道路)が選定。道内での認定はこれで計48カ所となる。
2021年07月31日 10時00分
室蘭建管が発注した厚真富里地区災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業が全日本建設技術協会の2020年度全建賞を受賞した。7万7000m²の斜面対策や直下を通る道道上幌内早来停車場線の復旧とともに、宅地の堆積土除去などを一体的に進め、短期間で浄水場の給水を再開させ、地震災害復旧工事特例共同体を創設して迅速な復旧を実現したことが評価された。
2021年07月23日 10時00分
稚内開建稚内港湾事務所が発注した稚内港末広埠頭岸壁改良が、全日本建設技術協会の2020年度全建賞(港湾部門)に選ばれた。既存施設を活用したドルフィン形式で改良し、工期を通常の半分以下に短縮した点などが評価された。
2021年05月01日 10時00分
高知県の建設関連団体などで構成する「廣井勇を顕彰する会」は、廣井博士の生誕地である高知県佐川町に銅像を建立した。17日には佐川町との共催で除幕式を開催。日本初のコンクリート製防波堤となった小樽港北防波堤を設計、東京帝国大学などの教授として優秀な土木技術者を数多く輩出し日本の近代化に貢献した功績と人となりを後世に伝える。