北海道建設新聞の2023年9月25日付2面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。
釧路市は2026年4月に開校する大楽毛小と大楽毛中による義務教育学校として、大楽毛中をRC造、3階、延べ2061m²の規模で増築する。地質調査と設計に9880万5000円をみていて、近く発注手続きに入る。25年7月に着工する。
記録的な猛暑となったことしの7、8月。道東の市町村では、公立学校のエアコン設置に向けた動きが表面化している。全校への設置を見据え、国や道の補助金が使えないか模索。夏でも涼しくエアコンの必要性がなかった釧路地方は、公共施設の設置状況調査に着手する。一方、設置には消費電力の増加による変電設備の更新が必要で導入コストの増加や工事期間の調整などが課題となる。
特別豪雪地帯であり穀倉地帯の岩見沢市で、地域の厄介者である雪や産業廃棄物となるもみ殻を循環利用へ―。岩見沢農高農業土木工学科2年生の自然エネルギー専攻班は、26日にSDGsQUESTみらい甲子園全国交流会で、もみ殻を冷房や暖房の自然エネルギーと肥料に再生させ、野菜類の周年栽培技術として確立した成果をオンラインで発表する。地域の課題解決を図るアイデアとして注目されそうだ。
北海道建設新聞の2023年8月10日付2面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。