記録的な猛暑となったことしの7、8月。道東の市町村では、公立学校のエアコン設置に向けた動きが表面化している。全校への設置を見据え、国や道の補助金が使えないか模索。夏でも涼しくエアコンの必要性がなかった釧路地方は、公共施設の設置状況調査に着手する。一方、設置には消費電力の増加による変電設備の更新が必要で導入コストの増加や工事期間の調整などが課題となる。
特別豪雪地帯であり穀倉地帯の岩見沢市で、地域の厄介者である雪や産業廃棄物となるもみ殻を循環利用へ―。岩見沢農高農業土木工学科2年生の自然エネルギー専攻班は、26日にSDGsQUESTみらい甲子園全国交流会で、もみ殻を冷房や暖房の自然エネルギーと肥料に再生させ、野菜類の周年栽培技術として確立した成果をオンラインで発表する。地域の課題解決を図るアイデアとして注目されそうだ。
北海道建設新聞の2023年8月10日付2面に掲載。記事は「e-kensinプラス」「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。
旭川市教育委員会は、2024年秋に豊岡小屋体の現地建て替えに着工する計画だ。工事費は約8億円で、25年度までの2カ年で施工。24年6月ごろに現校舎の解体に着手し、建設場所を確保するスケジュールを立てている。
根室市は厚床小中の増改築を予定している。中学校校舎が老朽化しているため、小学校校舎の増築や、隣接地に建設するといった複数のパターンを想定。基本設計はプロポーザル方式で、月内に指名する考えだ。