2022年09月14日 10時00分

北海道スペースポート(HOSPO)の1000m滑走路では、宇宙ベンチャーなどが実験を進め、ビジネスに活用する動きが活発だ。2020年にインターステラテクノロジズ(IST)は大樹町に社屋を建設。同社に限らず、夢を追って開発に携わる移住者も増えている。酒森正人町長は「宅地や住宅の整備が急務」と喫緊の課題解消とともに、交通ネットワークの充実を求めている。町の将来像がようやく形になりつつある。
2022年09月13日 10時00分

北海道スペースポート(HOSPO)LC1射場の地鎮祭が7日に大樹町で開かれた。宇宙基地誘致開始から37年目にして建設地の浜大樹に振り下ろされたクワ。射場だけでなく、近年は宇宙産業によって町の姿も変化している。昨年度は3月末時点の人口が67年ぶりに増加し、市街地には住宅や店舗の建設が進む。着工で開かれ始めた宇宙への道。これまでの歩みを振り返りつつ、新時代への課題を探る。