2022年05月19日 16時50分

大樹町の北海道スペースポート(HOSPO)で19日、宇宙ベンチャーの岩谷技研(本社・札幌)が気球の打ち上げ実験をした。上空3万mまで飛ばして、地上との長距離通信を検証し、無事に受信できた。詳細は週明けに判明する。8月にも人を乗せて打ち上げて安全性を検証し、将来的には気球に乗って宇宙旅行ができるサービスを展開する。同社の掲げる「誰もが宇宙の入り口に」へ一歩近づいた。
2022年04月20日 17時15分
大樹町は20日付で北海道スペースポート整備のうち、LC―1射場土木と滑走路延伸の設計施工を総合評価方式で一般競争公告した。28日から5月27日まで参加表明書を受け付け、7月29日の入札、プレゼンテーションを経て8月3日に事業者を決める。2023、24年度は事業者と随意契約し、建築や滑走路延伸に取り組む予定だ。
2022年03月09日 10時00分

宇宙ベンチャーの岩谷技研(本社・札幌)は、気球宇宙旅行の実現に向けて研究を加速させる。4日、江別市内に気球工場を新たに開所。岩谷圭介社長は「この場所でフィルムを溶着して気球を作る」として設備の重要性を強調する。2023年のサービス開始を目指すとともに海外展開も見据える。
2022年02月26日 10時00分

大樹町とSPACE COTAN(本社・大樹)は22日、札幌市内で北海道スペースポートトークイベントを開いた。北海道スペースポート(HOSPO)として、人工衛星用ロケットを打ち上げる射場整備の着工が目前に迫る中、行政や経済界の代表が本道での宇宙ビジネスや宇宙版シリコンバレーの可能性と期待を語った。
2022年01月01日 09時00分

札幌のベンチャー企業が「気球での宇宙旅行」の実現に向けて研究開発を進めている。北大出身の岩谷圭介社長が2016年に設立した岩谷技研(本社・札幌)だ。「開発が順調に進めば来秋には有人の宇宙飛行試験ができそうだ」と話す。最終的な目標に掲げるのは、1人100万円の宇宙旅行だ。