インターステラテクノロジズ(IST、本社・大樹)は20日、観測ロケット「MOMO」5号機を5月2日午前5時15分に打ち上げると発表した。予備日程は同3―6日の4日間で、機体や天候の様子を見て判断する。新型コロナウイルス感染防止のため見学場は設けず、無観客で実施。打ち上げの様子はユーチューブなどで生配信する。
大樹町は、2019年度航空宇宙に関する活動報告書をまとめた。インターステラテクノロジズ(IST)をはじめとする実験などによる経済効果は、前年度比53%増の約3億5700万円で過去最高を記録。町多目的航空公園内の宇宙交流センターSORAの来場者は約4倍の2万3421人、団体視察も17件増の65件に上った。
室蘭工大(空閑良寿学長)は、2020年度に大樹町へサテライトオフィスを設置する方針を示した。既存建築物を利用する考えで、場所は未定。町や町内でロケット事業を展開するインターステラテクノロジズ(IST)との連携を強化し、研究や教育面から宇宙港構想の支援に努める。
インターステラテクノロジズ(IST、本社・大樹)は6日、観測ロケットMOMO5号機打ち上げに向けたクラウドファンディング(CF)を開始した。目標金額は900万円で、11月30日までインターネットで支援を募る。