宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村)の2022年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。57者が142件を受注し、受注総額は1.5%減の116億4601万6355円となった。業者別では11件、16億1550万円を受注した藤建設が首位となった。上位20者中17者を管内業者で占めている。
宗谷総合局農村振興課が施工する通作条件農地保全型浅茅野台地地区(猿払村)の2023年度以降残事業は防雪柵340mに2億8564万円となっている。冬期間の視程障害解消による農業経営の安定化を図るのが目的。24年度の完了を目指す。
中頓別町は、第8期総合計画の前期実施計画をまとめた。計画期間は2022―26年度までの5カ年。主な事業では公営住宅2棟8戸建て替えなどに5年間で5億6100万円、防災センター整備に3億5061万5000円を盛り込んでいる。
稚内建管は、2022年度に枝幸町内で新規事業化した通常砂防上流川に幅約140mの堰堤1基を新設する。同河川で未整備となっている砂防施設を造り、土砂災害や土石流を防ぐ。事業期間は26年度までを想定し、総事業費は約6億円。着工は24年度以降を目指している。