古平町は、設計施工一括型プロポーザル方式で公募していた中心拠点誘導複合施設建設の最優秀者を大成建設に決めた。規模はRC造、3階塔屋1階、延べ3806m²で、1次エネルギー消費を50%以上削減する「ZEB Ready(ゼブ・レディー)」基準の省エネ能力を目指す。近く基本協定を締結し、基本設計に取り掛かる。
札幌市は2017年度の入札契約状況をまとめた。市長部、交通、水道、病院の各局が発注した工事、委託の平均落札率は88.4%で前年度から1.3ポイント上昇した。くじ引き落札は、評価細分化など総合評価の見直しがあった工事で48%と2.2ポイント改善。発生率の高い土木は72.4%と5.3ポイント低下した。委託は81.3%で高水準だが4.6ポイント改善した。
道内の廃棄物処理施設整備状況がまとまった。使用開始から20年を超える施設は4.7%の44施設で、このうち築40年を超えるのは5施設と、老朽化が課題となっている。環境省は、施設の計画的な維持管理・更新を進めつつ、地域振興や雇用創出など地域に多面的価値をもたらす施設の整備を推進する方針だ。