上士幌町は、地球温暖化対策実行計画案をまとめた。計画期間は2023―30年度の8年間。50年の温室効果ガス排出量実質ゼロを最終目標とし、役場庁舎のZEB化や公共施設のマイクログリッドを構築する。主要公共施設へ太陽光発電設備の導入や公住の断熱改修などを進める。このほか、大雪山国立公園のゼロカーボンパーク指定に向けて検討する。
紋別地区消防組合消防署滝上支署は、老朽化が進む同支署庁舎の移転建て替えに2024年度にも着工する計画だ。新庁舎は2階一部3階、延べ1500m²程度の規模を想定。事業費は16億4000万円を試算し、財源には国の緊急防災・減災事業債などの活用を検討している。23年度に基本計画策定、実施設計を完了させ、24年度から2カ年で施工、25年度の完成を目指す。
厚真町は早ければ3月に、役場庁舎周辺等整備に関する基本設計を公募型プロポーザルで発注する。役場庁舎のほか、道路や公園、文化交流施設・広場を一括。予算9530万円を確保している。町は基本設計完了後、デザインビルド(DB)方式による設計・施工を計画している。