2022年07月12日 18時56分
札幌市環境局は、2021年度の建築物環境配慮制度「CASBEE(キャスビー)札幌」の届け出状況をまとめた。延べ2000m²以上の建築物は前年度より1件少ない85件。環境に配慮していると認定したB+(プラス)ランク以上の建築物は6件増の72件、最高のSランクは4年ぶりで、過去最多の4件に上った。
2022年07月07日 12時00分
道央圏で高性能の戸建て住宅を展開するキクザワ(本社・恵庭)。菊沢里志社長(60)は、地域に根差す工務店グループ「アース21」の会長で、建築関連制度などについて情報共有する「北海道ビルダーズ協会」の代表理事を務める工務店業界のリーダー格だ。住宅市場は、昨年こそコロナ禍からの復調が見られたものの年明け以降は失速。現状をどう見るか尋ねた。
2022年07月06日 18時02分
5月30日の定時総会で旭川建築協会の新理事長に選出された高嶋善昭高嶋建業(本社・旭川)社長。旭川建築技能協会を合併した新体制について「今は足固めの時期」と述べ、大工育成・技能継承活動に引き続き注力する考えを示した。人手不足や資材高騰など住宅産業の苦境にも、団結して打開策を探る構えだ。
2022年05月24日 12時00分
足寄町中心部に「はたらくものづくり村」を構える木村建設(本社・足寄)は、地元の木材を使った家屋に起業を夢見る人材を受け入れ、移住者による地元商工業の発展に取り組む。木村祥悟社長は「地域材を使った家づくりや自社ブランドのPR、担い手確保が発想の原点」と話す。日本の伝統工法と現代技術を融合させた「木組みの家」の道内普及にも力を注ぐ。
2022年05月18日 09時00分
東川町中心部にオープンしたサテライトオフィス「KAGUの家」は、設計や監修を建築家の隈研吾氏が担当した。完成した4棟のうち1棟に自身の事務所も入居する。人が働きたくなる空間を目指し、人や木の心地良さを感じられる室内を創った。市街を中心に散歩道を整備するなど、五感で外の環境を感じられる仕組みも設け、新時代の働く場を追求した。隈氏に話を聞いた。